トップ > 活動日誌 トップ > 2011年01月

活動日誌

在日本大韓民国民団新春年賀交歓会  藤原ひろこ元衆議院議員

No.986

日本大韓民国民団新春年賀交歓会に参加しました。オープニングのヴァイオリン演奏が感動でした。奏者は丁讃宇(写真上)氏で、演奏も素晴らしいものでしたが、ご挨拶と選曲がまた感動を呼びました。南北の統一を願っていることをはっきりと述べられ、3曲演奏されましたが、北朝鮮の曲「イムジン川」そして、韓国の曲「懐かしい金剛山」、そして、日本の曲「さくらの変奏曲」でした。
 王清一団長のご挨拶も、参政権獲得の思いをはっきりと述べられました。税金はしっかり払っていただいているのに、その税金の使い方を決める議員を選ぶ権利がないなんて、まったくおかしな話です。
 府市会議員はどの政党もたくさん参加していましたが、国会議員の参加は日本共産党のこくた恵二衆議院議員と井上さとし参議院議員だけで、民主党は秘書のみの参加でした。議員を代表してこくたさんがあいさつされ、はっきりと参政権獲得に向けて日本共産党が積極的に取り組んでいることをお話しされました。
 そして、金 晃議長の閉会のご挨拶も胸を打つものがありました。「ご参加の日本の皆さんに、私達の切なさが伝わりましたでしょうか」という問いかけに、場内がシーンとなりました。
 日本の強制連行がなければ、在日の皆さんの苦悩はなかったはわけです。過去のことであっても、そこのところを日本人はしっかりと理解しておかなくてはならないと思いますが、今の日本の歴史教育には問題があると強く感じます。私は小学校の5年生の時の担任の先生が、日本軍による中国や朝鮮半島の侵略戦争の写真集を見せてもらった記憶が脳裏に焼き付いています。

 午後からは地域にあいさつに出かけました。井坂市会議員と、浜田よしゆき府会予定候補と、藤原ひろこ元府会議員のご自宅に伺い、少し懇談をしました。私が初めて立候補した時の事務所開きで、ご挨拶をいただいたんですが、その時のことをとてもよく覚えておられました。足腰は弱ってきたとおっしゃっていましたが、お元気で、激励の言葉をいただきました。(写真下) 

このページのトップへ