2013年08月09日
立命館大学国際平和ミュージアムで開催中の「第33回平和のための京都の戦争展」に、浜田府会議員と行ってきました。ちょうど。長崎に原爆が投下された11時2分となり、会場の参加者と黙祷しました。
右写真は長崎に投下されたプルトニウム爆弾「ファットマン」の実物大模型です。戦争展では、戦争の惨さを毎年、実感します。焼き場の少年」このポスターをご覧になった方は多いと思います。左下に書いてある文章を読むことで、この写真が語る少年の深い悲しみと無念さが胸に突き刺します。
左写真は、長崎の佐世保近くの小高い丘にある焼き場の写真です。10歳ぐらいの少年が背中におんぶしているのは、たぶん妹なんでしょう。しかも、妹は亡くなっているのです。焼き場の関係者におろしてもらい、炎の中で焼かれる様子をみて、少年は唇を血が出るまで噛みしめ立っていたそうです。
この少年が10歳そこそこで、こんなつらい経験をして、その後の人生をどのように過ごしたでしょうか。ちょうど私の父と同じぐらいの年です。
子どもにまでこんなつらい経験をさせるのが戦争です。二度と戦争しないと誓った日本の決意が、『憲法9条』です。
南京大虐殺で、日本兵が中国人を虐殺したリアルな写真がありました。目を背けたくなるものです。しかし、見なくてはいけないと思いました。