2023年03月31日
2023年03月31日
2023年03月30日
2023年03月24日
救える命を救えなくなっていないか・・・!/防衛ではなく、攻撃力をつける・・・岸田自公政権/つぶやき:大激論で決める議案や意見書の賛否/アンテナ:要求とともに。#だから共産党
2023年03月23日
久々に、地下鉄事業特別会計について賛成しました。交通局全体としては、一日乗車券を廃止したり、ダイヤの減便など問題はありますが、地下鉄の運賃値上げを回避したということで、そのことを重んじて賛成。市バスは値上げをする可能性があるとのことで、反対しました。以下討論です。
日本共産党市会議員団は、議第 13 号水道事業特別会計予算、議第 14 号公共下水道事業 特別会計予算、議第 15 号自動車運送事業特別会計予算議案に反対し、議第 16 号高速鉄道 事業特別会計予算には賛成する態度を表明していますので、私は議員団を代表し、その理 由を述べ、討論します。 まず、高速鉄道事業特別会計について述べます。2024 年に予定されていた地下鉄運賃 の値上げを回避するとしたことを評価し賛成します。また、この間、前進した痴漢対策や 社会的課題の解決として、地下鉄駅トイレでの生理用品の無料提供への検討などは、その 必要性を交通局が認め取り組むことであり評価します。さらなる拡充を求めます。 交通局の経営ビジョン改訂版には、「市バス 8 %程度、地下鉄 7 %程度の運賃改定を見 込む」とされていました。たしかに新型コロナウイル感染拡大により、市バスと地下鉄の 経営は厳しい状況になりました。しかし、それは、「感染拡大を防止するために、不要な 外出は控えましよう」という政府の呼びかけがあり、市バス地下鉄の乗客が減ったのは当 たり前のことでした。その影響として、経営悪化となったことはやむを得ないことだと言 えます。その上に昨年来からの物価高騰でさらに、厳しい経営状況になっているのも、交 通局の責任でも市民の責任でもありません。したがって、運賃値上げで、市民・利用者に 負担を転嫁するのはお門違いです。 経営ビジョン改訂版が 2022 年 3 月に公表されてから、運賃値上げのストップを求める 市民の声が広まり、「市バス・地下鉄値上げストップ・公共交通を守る連絡会」が発足さ れ、京都市や市議会にも要請に来られました。 公営交通を守ってほしいという市民の声が広がり、特別減収対策企業債や特例債、緩和 債が措置されたことにより、負担の平準化や累積資金不足の最大値を抑制する効果を得る ことができるとしています。引き続き、国への要請を強めることを要望します。 改善すべき点として、期限なしに延期としている「鳥丸線の可動式ホーム柵の全駅設置 事業」については、ホーム柵の設置は視覚障害者の皆さんからの強い要望であり、ただち に計画を立て、命を守る安全対策として急ぐべき課題です。べンチの設置を変更するなど 工夫はされることになっていますが、早期の実現を求めるものです。地下鉄駅有人改札の 5 か所のリモート化についても、人件費削減として、4 月より実施となっていますが、障害 者の方をはじめ、市民から不安の声があがっています。有人による改札業務を求めます。 次に反対を表明しています自動車運送事業特別会計について述べます。第一に反対する 理由は、2024 年の運賃値上げ方針を撤回していないからです。市バスは京都市の多くの – 11 – 地域の交通を網羅するものであり、市民の足を守る役割を担っています。とりわけ、市民 の暮らしがコロナ感染や物価高騰による影響で、極めて厳しい状況にある中、市バス運賃 値上げによる負担の増大は絶対に避けなくてはなりません。 地下鉄同様に国への要請を強化すべきです。さらに経営ビジョンには「一般会計からの 任意の財政支援を受けない運営の継続」という目標が掲げられていますが、この目標自身 を改めるべきです。「なりふり構わない経営改善」という言葉を使われていますが、本来 「なりふり構わず、市民の負担の増大を避けるために努力する」ことこそ、今、京都市と 交通局がやるべきことです。2024 年の運賃値上げの回避を強く求めます。 反対する第二の理由は、市バス路線ダイヤの見直しで、利用の少ない路線の統合や減便 を進めようとしているからです。利用頻度の高い人のみを重視する政策は、公営交通から 市民を排除することになり問題です。すでに昨年 3 月のダイヤ改正による大幅な減便や民 間バス事業者への移管は、敬老乗車証が使用できなくなる等、市民に不利益を生じさせて います。市民の足を奪うような見直しはやめるべきです。 利用頻度の高い人のみを重視する政策のもと、突然バス1日乗車券の廃止をしようとし ています。経営ビジョン改定版で各種企画券の見直しを掲げていたと、突然ではないと正 当化しようとしていますが、ビジョン改訂版に明らかに廃止と記載していたのは「地下鉄 ・バス二日券」のみでした。しかも、廃止の理由がバスの混雑解消のために観光客を地下 鉄に誘導するとしていますが、その説明はあまりにも説得力のないものです。観光客は地 下鉄駅付近に目的地があれば乗車するかもしれませんが、市内の多くの観光地は市バスで 移動しなくてはなりません。最も問題なのは、市民が便利に利用していることは無視をし、 市民置き去りの施策となっていることです。IC 乗り継ぎ割引の方がお得といいますが、 これはあくまで、月 3600 円以上を利用した場合に限られています。事前の登録が必要で、 しかも還元は 1 か月のちになり、一旦は全額支払いが必要です。ICOCA カードではチャ ージをしておかなくてはなりません。還元ポイントの取得もチャージしないといけないな ど、市民の皆さんに説明すると「ややこしすぎる」「今のバスー日券をなくさないでほし い」というのが多くの市民の声です。バスー日券の存続を求めると共に市民の足としての 公営交通の役割を果たすべきです。 次に反対を表明しています水道・上下水道事業についてその理由を述べます。 第 1 の反対理由は、市民の暮らしが厳しい状況にあるにも関わらず、水道料金・公共下 水道使用料の値上げを阻止する立場に立っていないことです。節水型社会に加え、新型コ ロナウイルス感染の影響により水需要が大幅に減少していることは、やむを得ない事態で あります。物価高騰の影響で、電気代、ガス代があがり、市民の暮らしは大変厳しい状況 になっています。そんな時に京都市ができることは、京都市営水道の料金を下げることで あり、少なくとも料金・使用料をあげないということです。水道法第 1 条にある「豊富低 廉な水の供給を図る」ことの観点から、水道料金・公共下水道使用料の値上げはやるべき ではありません。京都市も上下水道局も独立採算制を誇示されますが、今の現状は災害に 準ずる状況と言えます。地方公営企業法 17 条ー 3 項にある通り、一般会計からの補助を 行い、水道料金・公共下水道使用料値上げは何としても、阻止すべきです。 周辺自治体や多くの政令市において、基本料金の免除を実施していますが、京都市はや る気を見せなかったのはまことに残念です。コロナ対策として実施された「支払い猶予」 は今年 1 月までに 466 件とのことで、6 か月の猶予後、物価高騰が続き、市民の暮らしの 状況はさらに厳しくなっていると思われます。分納など相談に乗るとの答弁はありました が、猶予の延長や減免制度などの検討もすすめ、命の水の停水などは絶対に起こらないよ う強く求めます。 – 12 – 公共下水道事業については「行財政改革計画に基づき、出資金休止し雨水処理負担金を 含め、一般会計繰入金の縮減に努める」としている点も問題です。収支均衡している一般 会計の状況下で、京都市からの繰り入れを行いに経営改善を行うべきです。 第 2 の反対理由は、第 6 期効率化推進計画による民間委託化に続き、第 7 期効率化推進、 民間委託を進めていることです。民間委託の推進は本市自身の上下水道事業についてのノ ウハウの喪失につながり、ゆくゆくは監督さえもできなくなり、公的責任を果たせなくな ります。 広域化についても、国が打ち出している効率的な経営手法として、広域連携の取組を検 討するとされていますが、広域化によりすでに各自治体で民間委託された事業を際限なく 広げていく事になりかねません。広島市では「将来的に県単一料金になった場合、受益者 である市民の負担増による影響を懸念する」と不参加としています。京都市としても教訓 とすべきであり、公共の福祉の観点で市民の負担の増大になりかねない広域化はやめるべ きです。広域化による府内一元化が進むことによって、市民の声も自治体の意思も議会の 関与も薄まり、なくなっていく危惧があります。大規模になればなるほど民営化への可能 性が進み、安全性や労働環境など問題点がたくさん出てきます。市民の命の水と環境を守 ることを第一に考え、民間委託化はやめ、広域化への不参加を求めて討論とします。
2023年03月13日
こんにちは玉本2023年3月1号 議会報告 暮らし応援を!/「えっ、市バス一日乗車券が廃止ってほんまですか?!」/つぶやき:今期最後の議会/アンテナ:お雛祭り