「下流老人」読んでて、背筋が凍りました。

2015年11月09日

今、注目されている「下流老人」を読んでいて、老後の不安を感じます。おそらく多くの人がそうだと思います。11月15日号の新婦人新聞にも大きく取り上げられています。年金が20万円程度あっても、貯蓄はすぐになくなり、生活保護以下の生活に陥るとあります。実際問題、生活費をシミレーションしてみると、誰もが貧困者になり得るのです。

そして、それは決して、個人の自己責任ではなく、歴代の政府が、低い年金を放置し、まともな住宅施策を打たず、教育にお金のかかる日本にしてきたことのツケが全部、国民の生活に影響しているのです。

経済大国三位のの日本でなぜ、こんなにも国民の生活が苦しいのか‥‥。お金の使い方が間違っているからに他なりません。

きっとこの本を読んだ方は、貯蓄を頑張らなくては!と思っておられると思います。しかし、それだけでは老後の安心はやってきません。今の政治を大元から変えなければ!!

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