京都市社会福祉大会に参加。講演「なぜ、『ごみ屋敷』になってしまうのか」勉強になりました❢

2015年01月06日

毎年、京都市と京都市社会福祉協議会の主催で、長年、福祉に功労されてきた民生児童員さんや、老人福祉員さん、社会福祉事業所で働く皆さんを表彰されています。私は来賓として参加しました。

第二部では記念講演として、帝京大学大学院教授の岸恵美子さんのお話を聞きました。タイトルは「なぜ、『ごみ屋敷』になるのか」ということで、京都市も条例を作ったばかりで、いろいろ勉強をしていたので、興味深くお聴きしました。キーワードは『セルフネグレクト』。配偶者や家族の死亡などによる因子や高齢による機能低下などにより、生活能力や意欲が低下し、自分の世話をできなくなってしまい、ごみ屋敷になってしまうというのです。誰にでもなり得ることなんだとあらためて思いました。

物に執着し、人を信頼できない方が多いことからも、自己決定への支援が重要であることや、ゆっくり片づけることが大事で焦ってはいけない。ゴールは片付けではなく、その人らしい生き方への支援であるということに、納得しました。京都市が強引にいわゆるごみ屋敷の片づけをしないように見届けていかなくてはならないと思いました。

  夜は地元の上賀茂学区の自治連主催の新年会に参加しました。選挙の年でもあり、激励もたくさんいただきました。

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