2011年11月19日
京都市内には公共交通がなく不便な地域がたくさんあります。
交通が不便ということは、その地域での生活を困難にします。
住み続けるためにバスをはしらせてほいいという運動が
各地で取り組まれており、経験交流と土居立命館教授の講演がありました。
最近では東山のあしの会が京都急行バス会社と交渉し、バスの試運転が行われましたが、
ニュースでも報道され、録画ビデオの放映もされ、刺激になりました。
北区からも西賀茂にバスを走らせる会の活動報告(写真上)、雲ケ畑の京都バス撤退問題について
関係者から報告がありました。
本当に大事な運動です。
18時半からはシルクホールで開催された緊急シンポジウムに参加しました。
シンポジストは反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さん、中村和雄弁護士。
進行役には古川美和弁護士でした。自己破産の相談が増えているそうです。
自己破産すると、その後の働き方にの影響します。とりわけ若者が、非正規で収入が少なくワーキングプア状態であったり、その上に解雇され、収入が絶たれるなどとんでもない事態が起こっています。京都では中村和雄さんが市長になれば、公契約条例を制定し、労働者の賃金をせめて最低1000円にするなどの積極的な取り組みが行われ、必ず、動き出すと思います。
若者が夢をもって生きられる社会にしなくてはなりません!