2012年06月05日
ある保育園の保育士さん達とお話していて、夏から産休に入る保育士さんのことが話題になりました。
京都市の保育のプール制(補助金)のあり方が悪くなり、産休の代替えの為の補助がなくなりました。産休でお休みに入られると、その間の保育体制は大変なことになります。そこで、現場ではどうなっているか聞いて驚きました。
産休に入った保育士さんの給料は無給になり、本来その方がもらう給料分は、代替えの保育士さんを雇う為に回され、産休者は、傷病手当のように、社会保険から給料の6割が給付されるというしくみになったのです。残りの4割分は保育園毎の裁量で、補填しなさいいうことになっているので、無い場合もあるとのこと・・・。
私は民医連の看護師でしたので、産休中は基本給が全額入っていました。そしたら、保育園だけでなく、同じような仕組みにしている会社も多いとのこと・・・。
あらためて、京都市の保育制度の改悪がひどいことがわかりました。
さらに驚いたのが、別の保育園の保育士さんがなかなか赤ちゃんができなくて、園長先生に今年はどうしても欲しいとお話したら、それじゃあ、今年の3月で退職ですね。と言われて退職したとのこと・・。
まるで、時代を逆行しているかのような保育園の話を聞いて、怒りがこみ上げてきました。絶対に改善させなくては!