2015年07月13日
今日から3日間、市会議員団が3班に分かれ、全国の先進的な取組の自治体に視察に出かけています。私の班は一日目、岡山県真庭市のバイオマスタウン構想の視察に行きました。真庭市は2005年に9つの町村合併で誕生した岡山県で、総面積最大の市とのこと。
全国でも有名な実践をされており、視察に来られる方が多いということと、観光産業とも位置づけておられ、有料のツワーになっていました。
真庭市の8割りが森林ということで、全国の製材2割という事業所もあり、製材で出たかんなくずや木切れをチップやペレットにして、バイオマス発電として活用したり、温水プールやハウス栽培などにふるに活用されていました。ただし、材料の木材はほとんどがスエーデンなど北欧だということには驚きました。山には木はいっぱいありますが、採算度外視に商売はできないということなのでしょうね…。
市役所にはエネルギー棟があり、ペレットやチップをボイラーで燃やし、給水式冷凍機で冷水、温水にして空調利用をしておられました。電機自動車の充電器も無料で使用できるようになっていましたが、電機自動車の普及が進んでいないなかで、利用者は週に一件ぐらいだそうです…。
バイオマスツワーのお昼ご飯は、勝山の町並み保存地区で、倉敷の美観地区の小型版とガイドの方が言われてましたが、人通りは倉敷のようにはなく、静かな町でした。檜の草木染め工房があり、そこで地区のお店などの暖簾を染められていて、この暖簾を見て回るのが楽しかったです。
朝から、夕方までもりだくさんの視察で、大変勉強になりましたが、ヘトヘトに疲れて岡山駅に戻って来たら、駅前で戦争法案反対の宣伝活動をされてました。
やっぱ、岡山でも頑張ってるな~!と疲れが吹き飛びました!