脱原発の運動は止められません!

2012年02月06日

中村和雄さん大健闘

 5日投開票された京都市長選挙で、広範な市民と日本共産党が推す「京都市政を刷新する会」の中村和雄候補は、前回票を大きく伸ばして18万9971票を獲得し、大健闘しましたが、及びませんでした。

 中村氏は選挙後の会見で、「市民のみなさんが本当に一生懸命に自分の選挙としてたたかってくれました。市民のために引き続き頑張りたい」と決意を表明しました。

 低い投票率 36・77%は過去4番目の低さです。3人2人が投票に行かない状況です。選挙戦を通じて、民主党政権への不信感や不満感が充満していることを感じてきました。政治を身近に感じてもらえるよう取り組んでいかなくてはなりません。

 昨年、3月11日に起きた東日大震災と福島原発事故から、もうすぐ1年が経とうとしています。 

事故が起きるまで、原発がここまで危険なものであることを私も含め多くの国民が知らなかったと思います。未来の子ども達に、危険なお荷物を残してはならないと運動を進めてきました。中村和雄さんも今回の京都市長選挙で、脱原発宣言を行うことを公約として闘いました。その思いに賛同し、これまで、政治には無関心だったという方がマイクを握り、ビラを配るなどの行動を起こされました。そして、そのパワーに今回は大変勇気づけられました。宣伝カーでご一緒した「放射能から地球と子ども達を守るママパパの会」の青レンジャーさんは、寒い中でも、歯切れ良い元気な声で訴えられました。注目度も抜群でした。

 脱原発市長を実現することはできませんでしたが、原発の再稼働中止や再生可能エネルギーへの転換の運動は止めるわけには行きません。幅広いみなさんと力を合わせて頑張り続けます!

月別アーカイブ