2013年02月10日
今日の赤旗日曜版の一面の記事です。柔道金メダリストの古賀稔彦さんの記事に感動しました。体罰をなくすための提案として、「今回のことを機に、すべての大会で、指導者の体罰、暴力をやめようと宣言すること。文章にして配るなど、柔道界あげて体罰をなくす努力をすべきだと思います」と。実際に古賀さんが総監督を務めるIPU環太平洋大学の道場での少年大会でのあいさつで、体罰について述べられた結果、その大会では指導者による罵声も殴る場面もなく、子ども達はいきいきと柔道をしたとのこと。
指導者として、その子をいかに伸ばすか、成長を考えてどんな言葉をかけようか。選手が100人いたら100人の処方箋がいる。そのためにいろんな知識やや引き出しが必要。古賀さんは指導者になってから、「自分の経験だけではだめだ。医学的は知識が必要だ」と感じ、弘前大学大学院で4年間、スポーツ医学を学び、昨年3月に博士の学位を取られたそうです。「指導者こそ努力し、学ばなければならない」と。
感動して涙が出てきました。ぜひ、この記事を多くの方に全部読んでほしいと思います。柔道だけに限ったことではないと思います。学校教育、子育てもそうだし、職場での教育にも言えてると思います。私も常に学ぶ姿勢を持って、取り組みたいと思いました。