2011年12月06日
とうとう、義母さんが逝ってしまいました。満87歳でした。大正13年生まれで苦労されてきた年代の方です。義父が亡くなってから、一人暮らしが気楽でいいと中京区のマンションに住んでいました。元気な折りには、地域の老人会やマンションの自治会のホットカフェなどに誘っていただき参加したりで、ほんとに地域の皆さんにお世話になりました。
今年に入り、10年前に手術した肺がんの転移が広がり、認知症も徐々に進み、一人暮らしが困難になってきて、右京区にあたらしくできた老人ホームに入所してもらったり、病状が進んで、夏からは民医連中央病院で入院させていただいていました。10月1日からオープンした西館の緩和ケア病棟に転院してからは、呼吸困難を抑える為にモルヒネも投与され、あまり苦しむことなく、11月30日の早朝に逝ってしまいました。前日の晩10時頃に、呼吸がしんどそうで、食事も入らなくなっていたので、心配でしたが、血圧も安定し、意識もしっかりしていたので、「また明日の朝早めに来るしね」と別れたのが最後でした。その約5時間後ぐらいから血圧が下がり始め、連絡を受け駆けつけたときには、今さっき息が止まりました。と言われ、医師の臨終の診察に立会いました。
覚悟はしていましたが、最後が早かったので、あっけなく残念な思いが残りました。
看護学生の次女が亡くなってからではありましたが、駆けつけ、私が着物をマンションに取りに行っている間に、看護師さんと最後の死後の処置を一緒にしてくれました。
家族が集まり、お通夜や告別式などの葬儀の間に義母さんとの想い出を語りましたが、子ども達がおばあちゃんとの想い出を語るのを聞いていて、忙しく働いていた私や夫を随分と支えてくれていたことをあらためて実感し、感謝でいっぱいになりました。
写真は長女と次女が小学生だった時に一緒に作ったお人形ですが、棺にそれぞれが入れてお別れをしました。
お義母さん、ありがとう!合掌